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中国地域ニュース
2012年新年インタビュー
きなり村 村長 川本 義勝

「資源循環事業」の実現に向けて

 昨年末、中国に行かれたとか。目的は何ですか。
川本 ジェトロ(JETRO)の仲介で広島県と友好都市提携を結んでいる四川省に、県の環境ビジネス協議会の一員として、現地における環境ビジネスの可能性をさぐるべく徳陽、重慶両市を中心に事前調査をしてきた。
 その結果どうでしかたか。
川本 すぐにビジネスにつながるようなものは出なかった。まずシステムづくりからやならいと難しいというのが実感。先方からぜひまた来て下さいとの返事をいただき、県などと連携を進めるなかで将来的には十分見込める市場だとは考えている。当面、我々中小ができることは、リスクの比較的少ない、例えば汚水処理施設の建設に伴う水質分析などの事前調査などにはビジネスとして関与できる可能性はあると見ている。
  中国は経済成長著しい国で、それに伴い環境負荷対策に関しビジネスは無尽蔵にあるとはいえる。確かに、お金さえかければ環境負荷が限りなくゼロに抑えることはできる。 しかし、現状の中国ではそこまで環境投資に金を注ぎ込む状況にはない。我々リスク管理に不安をもつ者としては、知恵を出しながら小さなことからコツコツと実績を積み上げていくことが一番だと思う。
  直近、カンサイ社長を退かれ、きなり村村長に就任されました。
川本 実弟(司氏)に社長を委ねました。3年程度後を目途に、息子(義二氏)が後を引き継ぐことを想定しての人事で、この間、カンサイと西日本環衛工業を合併させ、固体と液状体両部門を一体経営で進める狙いもその一方にある。
  私自身、きなり村(廿日市市)に出向(専従)という形で、当面は第6次産業の国認定をもらうように専念する。思い切った決断だったとは思うが、年寄がいつまでも君臨していては、若い者のプラスにならない。
  広島県産業廃棄物協会(現広島県資源循環協会)の会長を退かれて半年、身辺の変化がありましたか。
川本 残務整理もあり、それなりに忙しい。全国でも注目された協会名称変更故、後を継いだ小川(勲)会長も大変だろうと察する。私自身は、諸々の関連役職がほぼ全て下りる春まではこうした引継ぎ仕務から開放されそうにない。


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